パラメータ「ShellStructureMode」

パラメータ「ShellStructureMode」の違いによる形状セットの状態とXVL Studio 「 CATIA からの XVL データ読み込みモード」による違いを説明します。

■「ShellStructureMode」の概要

「ShellStructureMode」の値により、変換される XVL ファイルのシェル構成情報が異なります。
また、XVL Studio の設定の影響で形状セットの見え方が異なります。

■ [ENF2XVL] セクション 変換パラメータ

[ENF2XVL] セクション
変換パラメータ / 内容

選択肢
ShellStructureMode

シェル集約のモードを指定する

デフォルト値: 0

0: 形状セットフィーチャーは集約され、フィーチャー名は維持されません

1: 形状セットフィーチャーはシェル集約されずに、フィーチャー名が維持されます

2: 形状セットフィーチャーは集約されますが、Studioでシェル分離を行うことで、形状セットフィーチャーを再現することができます

■ 形状セット・セマンティック PMI ・キャプチャの閲覧可否

パラメータ(XCA)

XVL Studio の設定

CATIA からのXVL データ読み込みモード:OFF
(デフォルト)

CATIA 形状セット構成を再現する PMI・図面ビューおよび形状セット復元情報を除去する
ShellStructureMode=1

形状セット:〇

PMI:〇

キャプチャ:〇

形状セット:〇

PMI:〇

キャプチャ:〇

形状セット:〇

PMI:×

キャプチャ:×
ShellStructureMode=2

形状セット:△

PMI:〇

キャプチャ:〇

形状セット:〇

PMI:〇

キャプチャ:〇

形状セット:△

PMI:×

キャプチャ:×
ShellStructureMode=0
(デフォルト)

形状セット:△

PMI:〇

キャプチャ:〇

形状セット:△

PMI:〇

キャプチャ:〇

形状セット:△

PMI:×

キャプチャ:×

■ 「ShellStructureMode」の違いによる XVL Studio の読み込み方法

シェル集約(ShellStructureMode)のモードの違いと、XVL Studio の「CATIA からの XVL データ読み込みモード」の読み込みの違いで、「構成ツリー」・「形状セット」ツリーの、シェル状態が異なります。

※ シェル統合機能に対応しているのは V-XVL 10 のみ

  • ShellStructureMode=1 を XVL Studio の各モードで開いた場合

     

  • ShellStructureMode=2 を XVL Studio の各モードで開いた場合

     

  • 設定なし(ShellStructureMode=0) XVL Studio の各モードで開いた場合