NX

■ コマンド

コマンド記述例:

  1. 非表示要素を変換する:
    -a"-b0"
  2. 非表示レイヤを変換する:記述不要
  3. セマンティック PMI として変換する:
    -cuse_semantic_pmi

<コマンド共通部分> -a"-b0" 無し -cuse_semantic_pmi

GUI コマンド 内容
非表示要素を変換する 非表示要素を変換する
-a"-b0"

-a オプションで指定する必要がある
フォルト値は 0

非表示要素を変換しない
-a"-b1"
非表示レイヤを変換する 非表示レイヤを変換する 無し -a オプションで指定する必要がある
変換しない
-EELY_UN_SKIP_BY_LAYER=1

注記・寸法の出力形式
※ [3D 形式として変換」は廃止

2D 形式として変換
-cuse_annot_2D
-
セマンティック PMI として変換
-cuse_semantic_pmi
XCA-ME は、PMI 変換オプションライセンスが必要
オプションファイル
-cnx.option”<ファイルパス>”
オプションファイルが指定されていない場合は、XCServer がインストールされた環境に含まれるデフォルトのオプションファイルが使用される

■ 環境変数

環境変数 内容
共通環境変数も利用可能

【NX10 以前】
Set Path=%UGII_ROOT_DIR%;%Path%

【NX11 以降】
set Path=%UGII_BASE_DIR%¥NXBIN;%Path%

XCServer の実行時には、環境変数 Path に NX の DLL (libufun.dll) へのパスを設定する

【NX10 以前】
通常 libufun.dll は “<NXインストールディレクトリ>¥Ugii” に置かれている
NX がインストールされている環境では、環境変数 UGII_ROOT_DIR にこのディレクトリが設定されている

【NX11 以降】
通常 libufun.dll は “<NXインストールディレクトリ>¥NXBIN” に置かれているNX がインストールされている環境では、環境変数 UGII_BASE_DIR にこのディレクトリが設定されている

ELY_UN_CONVERT_UD_SYMBOL=0 ユーザ定義シンボルを変換しない
EL_CONV_INFINITE_PLANE=1 トップのアセンブリを開いた状態で見えるプロパティを全て変換する
ELY_UN_CONVERT_PARTOCC_PROPERTY=0 コンポーネントパート自身に設定されているプロパティのみを変換する
NX2XVL_CONVERT_CSYS=1 座標系を変換する
ELY_UN_SKIP_ISOLATED_POINT=0 座標系に付随する単独点を変換する
EL_CONV_LAYER=0 レイヤー情報を変換しない
ELY_UNDERBAR_BDY=1 複数ファイル変換時に”<アセンブリ名>_bdy”という名前のパートファイル (*.xv*) を作成します。
EL_CONV_LINE_WIDTH=0 線幅を変換しない
ELY_UN_CONVERT_POINT_TYPE=0 Spot Weld を通常の点と同じ表示状態で変換する
ELY_UN_CONVERT_LINKED_FACE_AS_BLANK=1 表示されているリンクフェースを非表示にして変換する
ELY_UN_VOLUME_NAME_RULE=3 フィーチャ名を XVL のボディ名として変換する
EL_CONV_INFINITE_PLANE=1 単体パートおよびアセンブリモデルの末端パート内のデータム平面を無限平面として変換する
ELY_UN_CONVERT_DATUM_PLANE=1 アセンブリ上のデータム平面はアセンブリ直下に作成される新規パート内に無限平面として変換する
ELY_USE_BDY_FOR_ATTR=1

アセンブリが自身の名前+「_bdy」という名前の子パートを持つ場合、アセンブリのプロパティが変換されないことがあります。
環境変数を設定すると本問題を回避する

ELY_SKIP_CONV_ATTR=1 プロパティ情報を変換しない
ELY_UN_PART_CLEANUP=1 変換実行時にパートクリーンアップを実行する