形状やツリー構造を整理する

データを軽量化したり、XVL モデルを扱いやすくするためにデータ構造を変換します。

1. シェルに対する操作
機能 説明
シェルの選択 3D ビュー上で形状をクリック、または矩形選択すると、シェルが選択されます。

シェルの分離・削除 シェルから特定の面、線、点を分離し、削除できます。
ヒント: P-XVL および V-XVL Ver. 10/11 (U-XVL) データ編集中に可能


シェルの反転 指定したサーフェス・ソリッドシェルの表・裏を反転します。
ヒント: P-XVL データ編集中に可能


シェルの接合 1 つのボディ内の複数サーフェスシェルを 1 つのシェルにします。
ヒント: P-XVL データ編集中に可能


ボディの軽量化 指定したボディに含まれるシェルのデータを軽量にします。
ヒント: P-XVL データ編集中に可能


注記・寸法方向の修正 ベクトル形式で CAD から変換された注記・寸法に対して、現在の視点方向から見やすい状態に表示します。
ヒント: I-DEAS または Unigraphics の CAD データから、注記・寸法をベクトル形式で XVL ファイルに変換したもののみ
2. 階層の変換
機能 機能
シェルのボディ変換 選択したシェルの上位に階層を追加し、ボディとして扱えるようになります。

ボディのパート変換 選択したパートまたはアセンブリに含まれるボディの配下に階層を追加し、ボディがパートとして扱えるようになります。

ヒント: メニュー選択時には以下ダイアログメッセージが表示されます。

ボディをパートに必要なデータにおいては、各種編集を行う前に実行してください。
アセンブリ構造の変更 必要以上に階層が深い場合にアセンブリを取り除いたり、指定パートの基準座標系を任意の座標系で設定できるように、相対位置をもつ新規パートを挿入します。

3. カメラからスナップショットへの変換
機能 機能
スナップショット変換 表示 / 非表示情報が保存されているカメラを、スナップショットに変換します。

4. ツリー構造の一括変更
機能 ダイアログ
修復
  • エラーパートとなっている構造を正しく修正します。
  • インスタンスではないのに名前の後に「% (n)」(n は整数)が付いている場合に、「# (n)」に一括名称変更します。
名称自動割り当て 名称の無い要素(「 _(アンダースコア)」から始まる名称:システム ID )に対して、自動で固有の名称を割り充てます。

名前順にソート 構成ツリーの要素を階層内で名前順にソートします。

補助形状の独立化 パート配下に存在する補助形状を、モデル直下に要素毎にグループ化して独立させます。

展開・平坦化 共有部品が存在するモデルにおいて、共有される階層を変更したり、共有を解除します。

最適化 モデル内の不要な要素を一括削除します。