構成ツリー

CAD で設計されたツリー構造は、構成ツリーとして継承します。

1. XVL の基本構造
形状要素(上位より)アイコン 説明
モデル

XVL ファイルに対応する要素
アセンブリ

CAD 上のアセンブリに対応する要素。配下の部品構成とその位置情報を管理
パート

CAD 上のパーツに対応する要素。1 つの部品を表す
ボディ

パートの直下に存在
シェル

または

ボディの直下に存在
  • ファイルオープン時の構成ツリーには、トップアセンブリのみが表示されます。展開マークをクリックすると、その一階層下のレベルのみ表示されます。

    ヒント:
    • 表示レベル
      構成ツリー上の右クリックメニューよりツリー設定を選択し、表示されたダイアログ内の表示階層から変更できます。

    • ツリー展開状態のファイル保存

      ツリーの展開状態をファイルに保存し、次回ファイルオープン時に再現したい場合は、設定ファイル「Default.csv」 に以下を追記します。ただし、ツリー要素が多く、階層が深いほど、展開操作のレスポンスに影響が出ることがありますのでご注意ください。

      ASSY_TREE_EXPAND_LEVEL_MODE,1,0
  • 名前の後に「%(n)」(n は整数)が付いている要素は、インスタンスを表します。
    ヒント:

    インスタンスについての詳細は、XVL Customer Portal の「Tips.40 構成ツリー上のアイコンが通常と異なる!(共有とインスタンス、その展開について)」、「部品の共有状態を変更、解除する」を参照してください。

2. 1 要素における基本項目
項目(左より) 説明
展開マーク

+は閉じた状態

- は展開された状態

表示 / 非表示チェックボックス

チェック ON で表示

チェック OFF で非表示

アイコン

詳細は「構成ツリーの構成要素」参照
名称

要素の名称
ヒント:

「 _(アンダースコア)」から始まる名称を「システム ID 」と呼びます。これは XVL Studio が一時的に割り振った ID で、特定の名称を持たないパートです。ファイルを開くたびに「 _(アンダースコア)」の後に続く数字が変わる可能性があるので、アニメーションなど特定の対象への操作を設定する場合は固定した名前を付ける必要があります。