ガントチャート作成、動きを定義する
ガントチャートの作成
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ガントチャートパネルの
(追加)ボタンをクリックする
ガントチャートに追加ダイアログが表示されます。
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検討要素、人体を選択し、次へボタンをクリックする
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検討ツリーからガントチャートに追加したい人体モデルを選択し、検討要素の追加ダイアログでガントチャートの追加先を選択する
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実行、キャンセルボタンをクリックする
ガントチャートに人体モデルが追加されます。
バーの作成:移動(Move)
ガントチャート上に下図のような作業員の移動を定義します。


- 人体モデルの Movement 行をドラッグするドラッグした開始時刻からドロップした終了時刻まで、Movement バー(デフォルト:青色)が作成されます。
- Movement バーを選択し、右クリックメニューの移動設定を選択する移動設定ダイアログが表示されます。
- 移動設定ダイアログの
(移動)ボタンをクリックする
人体移動/回転ダイアログが表示され、人体モデルにマニピュレータが表示されます。 - マニピュレータの軸を移動させ、期待する位置まで人体モデルを移動させる
- 人体移動/回転ダイアログ内の実行、キャンセルボタンをクリックする
- 終了位置のプルダウンメニューにポジション名称を入力し、実行ボタンをクリックする現在の位置がポジションに登録され、終了位置に設定されます。アニメーションを再生すると、終了位置までの移動動作を確認できます。ヒント: Movement バーと並行に Posture バーの開始姿勢、終了姿勢に手足姿勢を入れることで疑似歩行アニメーションにすることも可能です。
バーの作成:姿勢(Posture)
- ガントチャート上に下図のような作業員の姿勢を定義します。
→開始姿勢、終了姿勢を定義することで、作業員の姿勢をアニメーションで確認できます。
- 各作業姿勢を編集したい場合は1関節ごとに変更します。

- 人体モデルの Posture 行をドラッグするドラッグした開始時刻からドロップした終了時刻まで、Posture バー(デフォルト:青色)が作成されます。
- Posture バーを選択し、右クリックメニューの姿勢設定を選択する姿勢設定ダイアログが表示されます。
- 姿勢設定ダイアログの
(1 関節回転)ボタンをクリックする
1 関節回転ダイアログが表示されます。 - マニピュレータの軸を移動させ、期待する位置まで人体モデルの関節を移動させる
- 1
関節回転ダイアログ内の実行、閉じるボタンをクリックする
- 終了姿勢のプルダウンメニューにポジション名称を入力し、実行ボタンをクリックする現在の位置がポジションに登録され、終了位置に設定されます。アニメーションを再生すると、終了位置までの移動動作を確認できます。
ヒント: あらかじめ保存してある姿勢ファイルを呼び出しして 姿勢を定義することもできます。
- 姿勢設定ダイアログの
(姿勢ファイル)ボタンをクリックする
読み込む姿勢ファイルを選択ダイアログが表示されます。
- 姿勢ファイル(*.xwp)を指定して、開くボタンをクリックする
姿勢ファイルの姿勢が適用されませす。姿勢適用後、1関節移動で姿勢を調整できます。
ヒント: 手に工具を関連付けることで、下図のような手の動きに連動して工具を動かすアニメーションも作成可能です。


- 工具を検討ツリーおよびガントチャートに登録する
- 工具の初期位置をパート移動などで人体モデルの初期位置に合わせる
- ガントチャートに工具の Passive バーを作成する
- Passive バーの親に 3D ビューから右手(または左手)を選択する
右手の場合は “rpalm”、左手の場合は ”lpalm” を親に設定してください。手の甲または手のひら部分を選択すると設定できます。
バーの作成:設備の動きに同期する(Passive)
設備の動きに連動して人体モデルの立ち位置を動かします。
コンベアなどの足元が移動する作業場所に立って作業する場合も、人体モデルを Passive 定義することで、立ち位置を移動することができます。

- 人体モデルの Passive 行をドラッグするドラッグした開始時刻からドロップした終了時刻まで Passive バー(デフォルト:緑色)が作成され、Passive 動作設定ダイアログが表示されます。
- 検討ツリー、ガントチャート、または 3D ビューから、親にしたい検討要素を選択する
- Passive 動作設定ダイアログの設定ボタンをクリックするPassive バーに親が設定されます。指定時間の間、親の動作に追従して動きます。