用語 |
説明 |
Activeバー(アクティブバー) |
ガントチャートにおいて、自身が動くバーを指します。直線移動、回転、曲線移動などの動作が定義可能です。 |
Createライセンス(クリエイトライセンス) |
XDSのライセンス形態の一つで、検討ツリー、機構ツリー、ガントチャートの作成・編集を含むすべての機能が利用可能です。参照機能も含まれます。 |
XDS設備データのエクスポート |
設備単位で設定された検討ツリー、機構ツリー、ガントチャート情報をXVLファイルとして保存する機能です。この機能の目的は、データ再利用、複数担当者による分業後のマージ、ライン全体の編集時間短縮、早期確認、および設備動作の標準化です。なお、構成ツリーは保存対象外です。 |
XDS設備データのインポート |
エクスポートされたXVLファイルを編集中のXVLファイルに読み込み(追加)する機能です。インポートされた設備データは、編集中のXVLの検討ツリー、機構ツリー、ガントチャートに追加されます。なお、構成ツリーには追加されません。 |
アニメーション再生 |
定義した設備動作(Active/Passiveバー)を時間軸上で視覚的に確認する機能です。再生速度の変更や、シークバーでの時間移動が可能です。 |
ガントチャート |
検討ツリーで作成した検討要素を登録し、動作シーケンスを時間軸上で定義するための機能です。バーの作成、移動、コピー、長さ(時間)編集、重なり確認、情報表示などが可能です。 |
ガントチャート再生 |
ガントチャートで定義したActive/Passiveバーに基づいてアニメーションを再生し、動作を確認します。 |
機構ツリー |
複数軸を持つ設備や機構の動きを定義するためのツリー構造です。「設備」「機構」「軸」といった階層で定義を行います。 |
機構プレビュー |
機構ツリーで設定した機構や軸の動作を簡易的に確認できる画面です。また、各軸の位置を組み合わせて「ポジション」として保存することも可能です。 |
曲線スライド機構 |
定義された曲線に沿った移動を定義する機能です。機構ツリーで「曲線スライド」軸として定義し、ガントチャートのActive動作設定で固定方向や接触点、曲線などを指定します。 |
計測(動的計測・静的計測・断面作成/表示) |
動的計測:XDSアニメーション再生中に、設定した対象間の距離を計算し、設定以下の距離になった場合に寸法を表示する機能です。 |
静的計測・断面作成/表示 |
アニメーション一時停止中に、静的計測や断面作成/表示が可能です。作成された寸法や断面はアニメーション中に表示されます。 |
検討ツリー |
設計データである構成ツリーを直接操作せず、シミュレーションしやすいように別途作成する構成です。構成ツリーの実体コピーとして作成され、要素の追加やドラッグ&ドロップによる移動が可能です。 |
構成ツリー |
設計データそのままの構成のツリーです。XDSでは、この構成ツリーを直接操作せず、「検討ツリー」を別途作成してシミュレーションしやすい構成にまとめることが推奨されています。 |
シークバー |
ガントチャートの再生中に現在時間を表示する、画面上の赤い縦線です。ドラッグ&ドロップやタイムライン上をクリックすることで移動できます。 |
スナップ(位置合わせ)機能 |
指定した2つの点を一致させるように軸を動かす機能です。V2.1では、線や面の一致による位置合わせも可能になりました。複数の拘束で位置合わせを行いたい場合は「継続スナップ」にチェックを入れます。 |
スナップショット |
アニメーション一時停止中に、その時点の3D表示状態を静止画として登録できる機能です。アニメーションを抜けてから静的な確認を行うことができます。干渉検出箇所の情報も一緒に保存されます。 |
タイムライン |
ガントチャートにおいて、時間の目盛りを表示する部分を指します。 |
動的干渉チェック |
アニメーション再生中に、指定した検討要素間の干渉(またはクリアランス不足)を検出する機能です。V2.0では「検討要素ごとに動的干渉チェックを行う」機能が追加され、詳細な結果確認が可能になりました。 |
干渉球(かんしょうきゅう) |
動的干渉チェック機能において、干渉がある箇所に表示されるマークです。 |
干渉結果の詳細ダイアログ |
V2.0で追加された機能で、どの時間でどのパートと干渉しているかなど、動的干渉チェックの詳細な結果を確認できます。結果の表示制御(半透明表示、ハイライトなど)や外部ファイルへの保存/読み込みも可能です。 |
ポジション |
機構プレビュー画面で各軸を動かし、その任意の組み合わせ位置に名前を付けて登録できるものです。ガントチャートのActiveバー設定で、開始位置や終了位置として呼び出して利用できます。 |
Passiveバー(パッシブバー) |
ガントチャートにおいて、親パートの動きに従うバーを定義します。V2.1で設定後の編集が可能になりました。 |
Runライセンス(ランライセンス) |
XDSのライセンス形態の一つで、**「見るだけ(参照)用」**と位置づけられています。検討ツリー、機構ツリー、ガントチャートの参照、アニメーション再生、動的干渉チェック(V1.1以降)、スナップショット作成が可能です。編集機能は利用できません。Createライセンス1本につき、3本付属します。 |
リンク軸を持つ機構(4節リンク機構) |
クローズドの4節リンク機構をテンプレートとして定義する機能です。ガントチャートでのポジション設定や位置合わせに利用されます。 |