注意事項

■ 一般事項

【 リソース消費 】

セマンティック PMI 変換を行う場合は、従来の形状のみの変換よりも変換時のメモリ使用量が大きくなり、また、変換時間が長くなります。
また、変換結果として作成される XVL ファイルのサイズが大きくなり、XVL ファイルを開く際やビューイングする際のパフォーマンスが低下する場合があります。

 

【 禁則文字 】

XVL では、要素名に「%数字」の使用が禁止されています。

 

【 上限文字数 】

XVL ファイル変換時の要素名の文字数上限は 1000 文字です。3D 図面については、例えば CATProduct を AllCATPart 化して CATPart を作成する場合、AllCATPart 後の形状セットの要素名には、CATProduct 時の要素の全パスが記載されます。そのため、1000 文字以上の要素名が付与されるケースが考えられますのでご注意下さい。 XVL Studio 上から編集する場合は、256 文字が上限になります。

 

■ CAD による制限

【 引き出し線による寸法要素の増加 】
CAD XVL
CAD では以下のように、複数面へ引き出し線を持った「位置度.1」があるものとします。 この例では、「位置度.1」の引出線が CAD には無い要素である「長さサイズ.10」として変換されます。

 

【 公差の桁丸め 】
CAD XVL
CAD では以下のように、精度 1/1000で 値を入力し、表示上は精度 1/100 で桁丸めした状態とします。 この例では、表示上は精度 1/100 で変換され、PMI リストの属性値では精度 1/1000 で変換されます。