推奨設定(Studio)
ここでは3D図面利用時のXVL Studioの推奨設定について案内します。
お使いの環境に合わせてご参考ください。
Studioの設定には、GUIからの設定と、設定ファイル(default.csv)による設定があります。一部の設定はGUIに対応していないため、ここでは設定ファイル(default.csv)による設定方法を記載します。
設定項目
設定ファイル(default.csv)は、csv形式になっています。
「項目ID, 変更フラグ, 設定値」の並びになっており、「項目IDは、設定パラメータの名称」、「変更フラグは、設定の保持方法」、「設定値が、パラメータの設定値」を示しています。
設定ファイルの詳細については、インストール時に同梱されている「XVL Studio設定ファイルマニュアル.pdf」を参照ください。
項目 |
推奨設定 |
説明 |
---|---|---|
00097 表示モード |
VIEW_DISPLAY_TYPE,0,2 |
ファイルロード時の初期表示モードをワイヤーフレーム+シェーディング表示に固定します。 |
00662 注記・寸法の最前面表示 |
VIEW_SHOW_CM_DM_FRONT,0,TRUE |
CADと同様に、注記・寸法を最前面に表示します。 |
00673 単独稜線・単独点の前面表示 |
VIEW_SHOW_ISO_CVPT_FRONT,0,TRUE |
CADと同様に、形状としての線と点を最前面表示に固定します。 |
00908 レンダリングモード |
VIEW_ACCELERATE,0,2 |
ここで紹介する一部の機能が「高速ハードウェアレンダリング」に対応していないため、レンダリングモードを「ハードウェアレンダリング(推奨環境のみ)」に固定します。 |
00928 ハイライト率 |
VIEW_SELECTION_COLOR_WEIGHT,0,100 |
PMIなどを選択した場合のハイライトの濃さを、100%に固定します。 |
02964 補助ジオメトリの無限平面の透明度 |
VIEW_CONSTRUCTION_GEOMETRIES_PLANE_TRANSPARENCY,0,TRUE |
CADと同様に、補助ジオメトリの無限平面に透明度を設定します。 |
02965 補助ジオメトリの無限平面の透明度 |
VIEW_CONSTRUCTION_GEOMETRIES_PLANE_TRANSPARENCY_VALUE,0,75 |
補助ジオメトリの無限平面に透明度75%を指定します。 |
02724 シェル集約分離モード |
FILE_XVL_TREE_PROCESSING_MODE,0,0 |
この設定は大規模アセンブリを扱うユーザー向けの設定です。変換設定と読み込み設定の組み合わせで動作します。ここでは「0: 指定なし」に固定します。詳細な利用方法についてはシステム管理者にお問い合わせください。 |
02969 バルーン番号作成位置 |
PMI_BALLOON_BULK_CREATE,0,0 |
バルーン番号をPMIの左上に作成します。 |
02970 バルーン番号の注記タイプ |
PMI_BALLOON_STRING_TYPE,0,1 |
バルーン番号を3D注記として作成します。 |
縁取りハイライト(ベータ版)(22.1a #2420) |
VIEW_BORDER_HIGHLIGHT_MODE,0,TRUE |
CADと同様に、選択した面の外形をハイライトし、さらに最前面表示します。 |
設定ファイルサンプル
VIEW_DISPLAY_TYPE,0,2
VIEW_SHOW_CM_DM_FRONT,0,TRUE
VIEW_SHOW_ISO_CVPT_FRONT,0,TRUE
VIEW_ACCELERATE,0,2
VIEW_SELECTION_COLOR_WEIGHT,0,100
VIEW_CONSTRUCTION_GEOMETRIES_PLANE_TRANSPARENCY,0,TRUE
VIEW_CONSTRUCTION_GEOMETRIES_PLANE_TRANSPARENCY_VALUE,0,75
FILE_XVL_TREE_PROCESSING_MODE,0,0
PMI_BALLOON_BULK_CREATE,0,0
PMI_BALLOON_STRING_TYPE,0,1
VIEW_BORDER_HIGHLIGHT_MODE,0,TRUE