更新情報(Studio)

表示機能

1791 補助ジオメトリ強調

旧製品

新製品

旧製品では「一般形状」と「補助形状」は区別なく変換されます。このため一般形状と補助形状の面が重複している場合、面の前後の優先の判断が付かないため、補助形状が隠れてしまい見難い場面がありました。

新製品では「一般形状」と「補助形状」を区別して変換します。この区別によりソリッドと補助形状のサーフェスが重なった場合に、補助形状のサーフェスを優先して表示することができます。 (※ただし本日時点では、補助形状としての「制限付き領域」の変換に対応していないため本機能を直接利用することはできません)

1918 関連ハイライト拡張(注釈リンク対応)

旧製品

新製品

CADでは複数のPMIが「注釈リンク」で関連付けられているものとします。旧製品では「注釈リンク」による関連付けは変換されません。

新製品では「注釈リンク」による関連付けが変換され、選択時には関連してハイライトされます。

1939 補助ジオメトリ拡張(透明度設定)

旧製品

新製品

CADでは補助形状に平面が作成されている状態とします。旧製品では補助形状の透明度を予め設定できないため、見難い場面がありました。

新製品では補助形状の透明度を「補助ジオメトリの無限平面の透明度を指定する」から予め設定することができます。

2119 関連ハイライト拡張(補助ジオメトリ対応)

旧製品

新製品

旧製品では「PMI」と「補助形状」間の関連リンクは変換されていません。このため下図の例だと「90°」と「位置度φ0.2」は関連してハイライトされません。

新製品では「PMI」と「補助形状」間の関連リンクが変換されます。下図の例だと「90°」と「位置度φ0.2」は関連してハイライトさされます。

2121 形状セットツリー拡張(仕様ツリー対応)

CAD

旧製品

新製品

CADでは仕様ツリーに「パーツボディ・形状セット・注釈セット」が構成されているものとします。

旧製品の「形状セットツリー」では「形状セット」だけが構成されます。

新製品の「形状セットツリー」では「パーツボディ・形状セット・注釈セット」が構成されます。

2121 形状セットツリー拡張(アセンブリ・インスタンス対応)

CAD

旧製品

新製品

CADでは仕様ツリーに「アセンブリおよびインスタンス」が構成されているものとします。

旧製品の「形状セットツリー」は、アセンブリおよびインスタンスには未対応です。

新製品の「形状セットツリー」は、アセンブリおよびインスタンスにも対応しています。

2204 PMI表現拡張(溶接記号・面粗度・シンボル)

旧製品

新製品

旧製品では「溶接記号・面粗度・シンボル」についてPMI表現を作成できませんでした。

新製品では「溶接記号・面粗度・シンボル」についてPMI表現を作成できますので、テキスト情報として二次利用し易くなります。

2204 PMI表現拡張(名称表現)

旧製品

新製品

旧製品のPMI表現では幾何公差の特性記号について、「記号の表現」と「名称の表現」が混在しています。

新製品のPMI表現では幾何公差の特性記号は「名称の表現」に統一されています。

2208 PMIリスト拡張(ビュー対応表示)

旧製品

新製品

旧製品のPMIリストでは、各PMIがどのビューに対応しているか表示することはできません。

新製品のPMIリストでは、各PMIがどのビューに対応しているのか「図面ビュー列」と「スナップショット列」で表示できます。

2208 PMIリスト拡張(PMIリージョン)

CAD

新製品

CADでは複数のPMIが「注釈リンク」で関連付けられているものとします。

新製品のPMIリストでは、「注釈リンク」の関連付けを「PMIリージョン」で表現しています。下図の例では「注釈リンク」で関連付けられた「位置度」「テキスト10」「テキスト14」の関係を同じ番号の「PMIリージョン」で表示しています。

2431 関連ハイライト拡張(データム識別子)

CAD

旧製品

新製品

CADでは「一文字の識別子」と「二文字の識別子」や「共通データム」が混在しているものとします。

旧製品では「データム識別子の文字数」および「共通データム」が考慮されていません。このため下図の例では「位置度0.1|A─B─AB」を選択した場合、関係のない「データムA1」「データムフィーチャーAb」「データムターゲッドAb」まで関連ハイライトされます。

新製品では「データム識別子の文字数」および「共通データム」が考慮されています。このため下図の例では「位置度0.1|A─B─AB」を選択した場合、関係範囲のみが関連してハイライトされます。

操作機能

1791 表示モード拡張(シースルー表示)

旧製品

新製品

旧製品では、サーフェスシェルがソリッドシェルに隠れて見にくい場面があります。

新製品では、新しく「シースルー」表示が追加されています。「シースルー」はソリッドシェルのみを半透明表示に切り替えることができます。

2199 配下要素の一括表示切り替え

旧製品

新製品

旧製品では「配下要素の一括表示切り替え」を「形状セットツリー」から利用できませんでした。

新製品では、「配下要素の一括表示切り替え」を「形状セットツリー」から利用できます。

実務機能

1748 2D PDF拡張(ラスタ形式による高速化)

旧製品

新製品

旧製品では、3Dモデルを2D PDFに出力する場合、高品質なベクタ形式による出力を行っています。しかし大規模な3Dモデルで利用する場合には不向きな場面がありました。

新製品では、3Dモデルを2D PDFに出力する際に、従来のベクタ形式に合わせて、軽量なラスタ形式による出力に対応しています。これにより大規模な3Dモデルで利用し易くなりました。

ベータ版

2208 PMIリスト拡張(バルーン一括作成)

動作前

動作後

新製品の「PMIリスト」には、ベータ版機能「バルーン一括作成」が試供されています。

3Dビューに表示されているPMIに対して「PMIリージョン」に対応するバルーンが作成されます。バルーン番号はXVL注記になり編集が可能です。

2420 形状ハイライト拡張(縁取りハイライト)

動作前

動作後

新製品の「PMI選択モード」には、ベータ版機能「縁取りハイライト」が試供されています。

「PMI選択モード」でハイライトされる形状は、形状を縁取るようにハイライトされ、従来よりも見やすいハイライト表現になります。「高速ハードウェアレンダリング」を除くレンダリングモードで利用が可能です。