注意事項

一般事項

リソース消費

セマンティックPMI変換を行う場合は、従来の形状のみの変換よりも、変換時のメモリ使用量が大きくなり、また変換時間が長くなります。

また変換結果として作成されるXVLファイルのサイズや、XVLファイルを開く時やビューイングする際のパフォーマンスが低下する場合があります。

禁則文字

XVLでは要素名に「%数字」の使用が禁止されています。

上限文字数

XVLファイル変換時の要素名の文字数上限は1000文字です。

3D図面については、例えばCATProductをAllCATPart化してCATPartを作成する場合に、AllCATPart後の形状セットの要素名には、CATProduct時の要素の全パスが記載されますので、1000文字以上の要素名が付与されるケースが考えられますのでご注意下さい。

XVL Studio上から編集する場合は256文字が上限になります。

CADによる制限

引き出し線による寸法要素の増加

CAD

XVL

CADでは以下のように、複数面へ引き出し線を持った「位置度.1」があるものとします。

この例では「位置度.1」の引出線が、CADには無い要素である「長さサイズ.10」として変換されます。

公差の桁丸め

CAD

XVL

CADでは以下のように、精度1/1000で値を入力し、表示上は精度1/100で桁丸めした状態とします。

この例では、表示上は精度1/100で変換され、PMIリストの属性値では精度1/1000で変換されます。