Excel マクロによる簡単な問題箇所の登録手順

注釈ビュー登録と同時に、必要なパートプロパティ情報を簡単に追加入力します。

  • 利用製品(オプション):XVL Studio Standard 以上(Basic の場合は注釈ビューオプションが必要)
  • 設定ファイル (Default.csv) と Excel マクロが準備されていることを前提とします。
  • サンプルデータ内の Default.csv と ExcelAddOn.xlsm が XVL Studio のインストールディレクトリに配置されていることを前提とします。
    C:\Program Files\Lattice\Studio2\Env
  • Exel マクロの編集方法は「Excel マクロを任意に編集する手順」を参照してください。

  1. 3D ビューで問題箇所をわかりやすい状態にする

  2. 編集パネル > 注釈ビューリストタブ内の(追加)ボタンをクリックする
    注釈ビュープロパティダイアログが表示されます。

    ヒント: (追加)ボタンをクリックしたときの 3D ビューの状態が注釈ビューに登録されます。設定ファイル Default.csv を有効にすることで、注釈ビュープロパティダイアログが表示されます。
  3. 注釈ビュープロパティダイアログの Part 1 のボタンをクリックする
    選択開始ボタンがボタンに変わります。
  4. Part 1 が選択中の状態で、3D ビューからパートを選択する

    Part 1 にパートが登録されます

  5. 同様に Part 2 の選択開始ボタンをクリックする
  6. Part 2 が選択中の状態で、3D ビューからパートを選択する

    Part 2 にパートが登録されます

    ヒント: パートは最大で 5 つまで選択できます。サンプル Default.csv では、2 パートまで選択できるよう設定しています。
  7. 周辺図のプルダウンリストから周辺図の位置、倍率から周辺図の倍率を選択する

    ヒント: 周辺図で位置指定選択した場合、注釈ビューのレポート出力で画像に子画面がはめ込まれます。子画面は、注釈ビューを指定倍率でズームアウトしたイメージであり指定位置に表示されます。

    レポート出力については「フィードバック用レポートの自動作成手順 (XVL Studio)」を参照してください。周辺図が不要な場合、周辺図のプルダウンリストで「(なし)」を選択してください。
  8. 注釈ビュープロパティダイアログのOKボタンをクリックする
    選択したパートのプロパティ情報が入力された Excel が立ち上がります。この Excel にプロパティを追記・編集することで、注釈ビュー登録と同時に必要なプロパティ情報を簡単に入力できます。

    ヒント: Default.csv とExcel マクロ「ExcelAddOn.xlsm」を利用してプロパティの抽出、編集、保存を行います。詳細は「 リファレンス(設定ファイル事前準備)」 、「リファレンス(Excel マクロ事前準備)」を参照してください。
  9. 必要に応じて、Excel にプロパティを追記・編集する

  10. プロパティの入力が完了したら、Excel 左下にある編集終了ボタンをクリックする

    Excel に入力した情報をもとに注釈ビューが登録されます。

  11. 注釈ビューリストタブ内の(オプション)ボタンをクリックする
    オプションダイアログが表示されます。

  12. オプションダイアログのプロパティ一覧より、Excel で入力したプロパティ項目にチェックを入れて OK ボタンをクリックする

    チェックを入れたプロパティ項目が注釈ビューリストタブに表示されます。Excel を利用して注釈ビューの登録とプロパティの編集ができました。

    ヒント: 注釈ビューを登録した後は、「問題箇所に赤ペンでマークする手順」に従い、問題箇所を赤ペンでマークします。