リファレンス(形状ファイルのインポート)

ファイル > インポート機能について説明します。

1. 形状ファイルのインポートダイアログ
インポート方法
モデルに追加する モデルの直下にインポートしたデータを追加します。

名称が重複したパートのインポート方法を指定する 同名パート(またはアセンブリ)が存在する場合は以下ダイアログが表示されます。

2. インポート方法
項目 説明
追加する パートの名称の末尾に重複しない「 %<数値>」を付加して、モデル直下にインポートします。
置き換える

インポートするファイルに含まれるモデルの先頭にある一般パート (複数の場合もある) と、現在のモデルのパートを置き換えます。

インポートしない パートをインポートしません。
選択されているアセンブリ下に追加する 選択したアセンブリ下にインポートしたデータを追加します。

ヒント: アセンブリまたは空パートが 1 つだけ選択されている場合にのみ有効です。
3. リンクとして追加する
項目 説明
以下条件を満たす場合に利用可能です。
  • 構成ファイルが編集対象となっている。
  • 編集中の XVL タイプとインポートされる XVL タイプが同じである。
ON 編集中のファイルが存在するディレクトリを基準とした相対パスを保持してファイルのインポートが行われます。このデータを構成ファイルとして保存する場合、リンクとしてインポートされたパートは相対パスに従って保存されます。
ヒント: サブアセンブリ配下に形状をインポートした場合、スナップショットの表示・非表示状態は読み込まれません。
選択されているパートを置き換える 選択したパートまたはアセンブリを置き換えます。

ヒント: パートまたはアセンブリが 1 つだけ選択されている場合にのみ有効となります。置き換え対象となるファイルを複数選択した場合は、以下警告メッセージが表示されます。

構造のインポート 指定したファイルにあるチェックした構造を、現在の末尾にインポートします。
  • 工程 は Standard グレード以上で表示されます。
  • イラスト作成オプションがない場合は、分解ツリーは表示されません。
4. 詳細設定
インポートダイアログ
構成ファイルのプロパティ優先度 構成ファイルを読み込んだときに、上位のファイルにあるプロパティを優先するか、下位のファイルにあるプロパティを優先するのかを選択します。
インポートによるパート置換時に

名称、プロパティなども置き換える

チェック ON の場合、選択されているパートの名称、プロパティを置き換えてインポートします。
形状ファイル/CAD ファイルの

変換許容誤差

以下ファイルの変換時に参照される許容誤差を指定します。
  • CATIA V4
  • IGES
  • Parasolid
  • STEP
  • マルチ CAD 入力オプションによりインポートされる CAD ファイル
ヒント:
  • 指定した許容誤差が大きすぎるとインポートに失敗することがありますが、この場合はより小さな許容誤差を指定するようにしてください。
  • V-XVL Ver. 10/11 (U-XVL) ファイルにインポートする場合は、0.01 以上の値を指定してください。
形状ファイル XVL ファイル以外の形状ファイルの読み込み方法を指定します。
CAD ファイル マルチ CAD 入力オプションを利用して CAD ファイルをインポートする際の読み込み方法を指定します。
5. フォルダ指定のインポート
インポートダイアログ
入力フォルダ 指定したフォルダに含まれる全ての XVL ファイルを纏めてインポートします。
ヒント: その他の項目は形状ファイルのインポートダイアログ内の項目と同じです。
6. インポート位置指定
インポートダイアログ
選択開始

選択中

ボタン表記が選択中の時に、任意点を選択します。
座標値 選択された任意点の位置が座標値欄に展開されます。直接任意の数値を入力することもできます。
入力実行 ここで指定された座標値を原点とするワールド座標系に平行な座標系を基準に、ファイルが読み込まれます。