リファレンス(工程タブ)

工程タブについて説明します。

1. 工程ツリー内の構成要素
種類 名称 アイコン 説明
基本要素 工程 製品組み立てを行う作業区分をまとめます。
作業 "取り付け"、"検査" など、工程内における様々な作業と部品の関連を表現します。
パート 作業で取り付けられる構成ツリー上の部品です。
補助要素 製造アセンブリ 工程で組み上がった複数部品を、1 つの部品として表現します。製造アセンブリの定義は製造ツリーで行います。
製造パート 構成ツリーには含まれない副資材(接着剤、グリスなど)を表現します。製造パートの定義は製造ツリーで行います。
工具 部品の組み付けや取り外しに必要な工具を表現します。
設備 作業に関連付いた設備を表現します。
人体 作業に関連付いた人体を表現します。
ファイルオープン時の工程ツリーには、トップアセンブリのみが表示されます。展開マークをクリックすると、その一階層下のレベルのみ表示されます。

ヒント: ツリー展開状態のファイル保存
ツリーの展開状態をファイルに保存し、次回ファイルオープン時に再現したい場合は、設定ファイル「Default.csv」 に以下を追記します。ただし、ツリー要素が多く、階層が深いほど、展開操作のレスポンスに影響が出ることがありますのでご注意ください。
PROCESS_TREE_EXPAND_LEVEL_MODE,1,0
2. 工程パネル内のアイコン
名称 アイコン 説明
基本工程の追加 工程ツリーに基本工程を追加します。

プルダウンメニューからを選択しておくと、選択工程配下に作業を追加します。

削除 工程ツリー上で選択されている要素を削除します。
プロパティ 工程ツリー上で選択されている要素のプロパティダイアログを開きます。
工程アニメの更新 オプションダイアログの設定にしたがって工程アニメーションを更新します。
ヒント: オプションダイアログの「自動カメラアニメーションを作成する」がチェック ON 、且つ、工程カメラが存在している時は、以下ダイアログメッセージが表示されます。

はいをクリックすると、アニメーションの初期視線が現在の視点に更新されます。
工程アニメの編集 編集パネル > 工程アニメーション編集タブが開き、アニメーション編集モードになります。
工程の確認 工程確認ダイアログを開きます。
工程スナップショットリスト編集 編集パネル > 工程スナップショットリストタブが開き、工程スナップショットモードになります。
工程に未登録のパートを検索 検索ダイアログを開き、以下条件での実行結果をリスト部に表示します。
  • 検索対象:工程
  • 検索方法:工程に未登録のパート
工程に未登録の製造ツリー要素を検索 検索ダイアログを開き、以下条件での実行結果をリスト部に表示します。
  • 検索対象:工程
  • 検索方法:工程に未登録の製造ツリー要素
操作
  • 工程インポート

    工程インポート ダイアログを表示します。詳細は「他の XVL ファイルが持つ工程情報をインポートする」を参照してください。

  • 工程エクスポート

    工程エクスポートダイアログを表示します。

  • 工順・軌跡の自動作成

    工順・軌跡の自動作成ダイアログを表示します。

  • カメラの自動作成

    以下の条件を満たす作業に自動的にカメラを追加します。

    • 軌跡が設定されている
    • カメラが設定されていない
    • 直前までの作業の視点で工程アニメーションがビューから隠れる
  • アラート割付

    オプション > アラート割付タブでの設定に従って、作業の移動アニメーションにアラートを作成します。

  • 割付アラートの一括削除
    アラート割付で自動的に作成したアラートをすべて削除します。
    ヒント: 手動で作成したアラートは削除されません。
  • 構成ツリーから再構成して追加
    構成ツリーの構成をコピー、工程にペーストします。
    ヒント: 何も選択していない状態であれば、構成ツリー全体をコピーします。選択アセンブリのみコピーすることも可能です。
  • 製造ツリーから再構成して追加
    製造ツリーの構成をコピー、工程にペーストします。
    ヒント: 何も選択していない状態であれば、製造ツリー全体をコピーします。選択製造アセンブリのみコピーすることも可能です。
  • 製造ツリーの第 1 階層を追加

    製造ツリーの直下の要素をコピー、工程ツリーの最下に基本工程を追加してペーストします。

  • 重複パートの展開

    工程に同じパートが登録されないようにするため、工程に複数登録されているパートをインスタンスとしてコピーしたパートに置き換えます。