回転軸機構の作成

回転軸を中心に部品が回転する機構の設定を行います。

  • 利用製品(オプション):機構オプション
  • 機構設定の事前準備」まで実行されていることを前提とします。
  • 本サンプルデータの場合、Tutorial_01.xv2 を利用し「直線スライド機構の作成」の手順「22」まで、事前に行ってください。
  • 作業手順説明中の画像は、状態が分かりやすいように修正しています。実際に操作した時の 3D ビュー上の状態とは異なることがありますので、あらかじめご了承ください。
  1. (回転軸機構/ボールジョイント機構の新規作成) > 回転軸機構をクリックする

    新規作成 - 回転軸機構ダイアログが表示されます。

  2. 回転部品の状態で、構成ツリーからアセンブリ「Rot_Unit」を選択する

    選択中ボタンが選択終了ボタンに変わり、回転部品固定部品が登録されます。

    ヒント: 回転部品がアセンブリの場合は、構成ツリーから選択します。選択終了ボタンをクリックすると、選択をやり直せます。

    固定部品は、次のルールに従って自動的に設定されます。手動で固定部品を設定する場合もこのルールに従って設定してください。

    • 回転部品から親パートを辿り、最初に見つけた機構設定部品を固定部品とする
    • 機構設定部品が見つからない場合は構成ツリーのトップを固定部品とする
  3. 回転軸のプルダウンメニューから回転面の回転軸を選択する

  4. 回転軸の状態で、3D ビューから「Rot_Unit」が回転する中心軸を選択する

    選択中ボタンが選択終了ボタンに変わります。

    ヒント: 回転面にマウスカーソルを合わせると、回転面がハイライトされるとともに回転軸に矢印が表示されます。この矢印の右ねじ方向が、回転の+(プラス)方向になります。Shift キーを選択すると、回転の方向が反転します。回転面を選択したときの矢印の右ねじ方向が回転の+(プラス)方向になります。

  5. 軸種別のプルダウンメニューからアクチュエータ軸を選択する

  6. 名称を「Rotation」に変更する

  7. 実行ボタンをクリックする
    機構ツリーに「Rotation」の回転スライド機構が作成されます。

  8. 本サンプルデータの場合、手順「7」を行った後に、「直線スライド機構の作成」の手順「23」に進む