実行後のデータで設計変更点を確認する手順

設計変更前と変化のあった部品において、変更点を確認します。

  • 利用製品（オプション）：XVL Studio Standard 以上（Basic の場合はリスト編集オプション、またはイラスト作成オプションが必要）
  • 編集パネル > 設計変更の検出・反映を実行して生成された XVL ファイルを開いていることを前提とします。
  1. メニューバーから、表示 > パネル > 編集パネルをクリックし、パーツリストタブを開く
  2. （オプション）ボタンをクリックする
    オプションダイアログが表示されます。

  3. プロパティリストから、セクション名が設計変更の項目にチェックを入れ、 OK ボタンをクリックする
    パーツリストに、チェック項目が列表示されます。

    ヒント: パートのプロパティダイアログに追加された設計変更タブの内容をパーツリストに表示することで、全パートの設計変更履歴を一度に目視確認できます。

設計変更タブに表示されるプロパティ項目は以下の通りです。
項目名 説明
structure 配下の構造に変更のあるアセンブリには「はい」が表示されます。
position 位置・姿勢に変更のあるパート・アセンブリには「はい」が表示されます。
parent 親が変更されたパート・アセンブリには、設計変更前の親の名称がコピーされます。
geometry 形状に変更のあるパート・アセンブリには「はい」が表示されます。
property プロパティ情報に変更のあるパート・アセンブリには「はい」が表示されます。
＜セクション名＞ / ＜プロパティ名＞ 上記 property が「はい」のパート・アセンブリにおいて、設計変更前のプロパティ項目と値がコピーされます。
delete 編集パネル > 設計変更の検出・反映タブ上で、「状態」が「削除」だったパート・アセンブリには「はい」が表示されます。
add 編集パネル > 設計変更の検出・反映タブ上で、「状態」が「追加」だったパート・アセンブリには「はい」が表示されます。
CAD / Original Path 設計変更前後で元 CAD ファイルのパスが異なる場合、設計変更前のパスを表示します。
name 設計変更前後でパート・アセンブリ名が異なる場合、設計変更前の名称を表示します。
ヒント: 工程の作業には以下の設計変更情報がプロパティ追加されます。

項目名 説明
Empty 作業配下のパートが削除されて作業が空になった場合には「はい」が表示されます。
Quantity of parts 作業配下のパートの数が変更された場合には、設計変更前のパート数が設定されます
Subordinate part 作業配下のパートに設計変更があった場合（プロパティダイアログ > 設計変更タブに情報を含む場合）、設計変更前のパート名称を表示します。
ヒント: ログを出力することもできます。出力ログを Excel で開き、設計変更前後の情報を比較表示できます。