人体位置の調整手順

インポートした人体データの位置を調整します。

  • 利用製品(オプション):XVL Studio Standard 以上 + ヒューマンオプション
  • アニメーション編集モードではないことを前提とします。
  • 人体が Human_Group としてインポートされていることを前提とします。
  1. メニューバーから、人体 > 人体移動 / 回転をクリックし、人体移動 / 回転ダイアログを開く

    ダイアログ内の人体名について
    • 人体モデルが一つだけ存在する場合は、既に対象は選択済みの状態となります。
    • 人体モデルが複数存在する場合は、移動対象となる人体モデルを選択します。ただし、あらかじめ人体モデルを一つだけ選択した状態でダイアログが開かれた場合は、既に対象は選択済みとみなされます。
  2. マニピュレータを利用して、作業位置に移動する

  3. 実行閉じるボタンをクリックする
  4. メニューバーから、人体 > 姿勢データ > 読み込みをクリックし、姿勢データの読み込みダイアログを開く

  5. 姿勢ファイルをクリックする
  6. 読み込む姿勢ファイルを選択ダイアログで対象ファイルを選択し、開くボタンをクリックする

    姿勢データの読み込みダイアログに、選択ファイルのパスが入力された状態になります。

  7. 姿勢データの読み込みダイアログの実行閉じるボタンをクリックする
    移動先で、人体の姿勢だけが変化します。

  8. メニューバーから、人体 > 1 関節回転をクリックし、 1 関節回転ダイアログを開く

  9. モデルの左足、腰関節をそれぞれマニピュレータやダイアログ上の数値入力して
    左足はタイヤにぶつからないように、腰は作業しやすい程度に曲げ、回転します。

  10. 実行閉じるボタンをクリックする
  11. メニューバーから、人体 > 手 / 足の移動をクリックし、手 / 足の移動ダイアログを開く

  12. 左手をタイヤに添える


  13. 実行ボタンをクリックする
  14. 右手を工具に添える


    ヒント: 上図の工具は「hex_wrench_mm_8_0」です。読み込み手順は「工具データの読み込み手順」を参照してください。工具読み込み後、設備・工具挿入ダイアログ左下のパート移動ボタンをクリックすれば、位置調整も行えます。
    1. パート移動ダイアログで、基準位置 3 点円の乗る平面に変更し、ボルトと接触する面上の以下 3 点をクリック選択する

    2. 位置指定も同様に 3 点円の乗る平面に変更し、工具と接触する面上の以下 3 点をクリック選択する

  15. 実行閉じるボタンをクリックする
  16. メニューバーから、人体 > 自動つかみをクリックし、自動つかみダイアログを開く

  17. 左手つかみ実行右手つかみ実行をそれぞれクリックする
    指が自然に曲がります。

  18. 閉じるボタンをクリックする
引き続き「人体の作業環境の確認手順」を参照して、作業時の姿勢や視認性に問題が無いか確認を行ってください。