部品の共有状態を変更、解除する

共有部品は全て連動して同時編集されるため、個別で編集したい場合は共有レベルを変更するか、あるいは共有自体を解除します。

1. 自動展開
オプション設定
ツール > オプション > 初期化タブ内の初期化処理から、ファイルオープン時の自動展開を設定できます。

展開しない CAD と同じ構造を保ちます。この例では、パートレベルが共有されているため、同名パート全てに編集内容が反映されますができません。

相対位置と共に展開(デフォルト) ファイルを開いた時点で、共有レベルがパートからボディに移ります。パートを個別に操作できるため、その後の XVL Studio 編集操作がスムーズに行えます。

2. 手動による展開
確認事項
ファイルオープン後の構成ツリー確認時、期待する展開状態でない場合は、ツール > 形状・構造変換 > 展開・平坦化より手動で展開します。

展開方法
相対位置と共に展開
各パートの座標系を維持したままインスタンスを展開します。

絶対位置と共に展開
すべてのパート座標情報をワールド座標系に一致させてインスタンスを展開します。

平坦化して展開
ツリー構造を平坦化してインスタンスを展開します。サブアセンブリが全て取り除かれ、トップアセンブリ配下に全てのパートが含まれます。
展開対象
パートまで展開
共有アセンブリ、共有パートが展開され()、ボディレベルで共有されます()。
ボディまで展開
全ての共有が解除されます。(