Run・Create モード

XDS のライセンス形態

XDS には 2 種類のライセンスがあります。

• Run ライセンス
• Create ライセンス

Run ライセンスは「見るだけ（参照）用」であり、検討ツリー、XDS 機構ツリー、ガントチャートの参照、アニメーション再生、動的干渉チェック、スナップショット作成が可能です。編集機能は利用できません。

Create ライセンスは「作りこむ（編集）用」であり、すべての機能（検討ツリー、XDS 機構ツリー、ガントチャートの作成・編集、参照機能含む）が利用可能です。
Create ライセンス 1 本に対して、Run ライセンス 3 本が付属します。

Run モード

Run ライセンスでは Run モードを利用できます。
作成済みの検討ツリー、XDS 機構ツリー、ガントチャートを参照することができます。編集することはできませんが、アニメーションを再生し気になる箇所があればその状態をスナップショットに記録することができます。

1. データを開く
2. ガントチャートを開く
3. アニメーションを再生する
4. 動的干渉チェックを実行する
5. 部品や設備と他の何かがぶつかったら、アニメーションを一時停止する
6. スナップショットを作成する
7. 他のメンバーと情報共有する

Create モード

Create ライセンスでは Create モードを利用できます。
XDS のすべての機能が使用でき、検討ツリー、XDS 機構ツリー、ガントチャートを編集することができます。

1. データを開く
2. 検討ツリーを作成する
3. XDS 機構ツリーを作成する
4. ガントチャートを作成する

モードの切り替え

• Run モード中にCreate モードアイコンをクリックすることで、Create モードに移行します。
  
  
• Create モードから Run モードに移行することはできません。
• 設定ファイルを利用することで、XVL Studio 起動時のモードを指定できます。

  設定ファイルパラメータ	説明
  SYSTEM_LICENSE_DYNA_SIM	動的シミュレーションオプションが存在する場合に機能を利用可能にするかどうか 0：XDS の機能を利用しない 1：XDS の機能を利用する．Run モードで起動する 2：XDS の機能を利用する．Createモードを優先して起動する

XDS 機能一覧表　【2025年10月時点（Studio Ver24.0）】

○：使用できる
×：使用できない
△：制限あり