更新日 ----/--/--   初版作成日 2023/09/27
◆◆◆XVL License Manager◆◆◆
フローティングライセンスの通信ポートの開放はどのように設定すればいいですか?
通信ポートを開放しない場合、XVL License Manager と通信できず、
ライセンスを取得することができません。 通信ポートの設定する必要があります。


■ご利用環境
・サーバーとクライアント端末のファイアーウォールの設定をしている.

■クライアントの状況
・クライアントマシンから XVL 製品が起動できない(FLEXLM error : -96.491 が表示される)

■開放するポート

サーバー側:
・ポート 1200 の開放が必要
・ポート 1300 の開放が必要
・上記に加え、XVL License Manager 利用する
 ポート 27000 ~ 27009 を開放しておくことが推奨されます。

クライアント側:
・ポートの開放は必要ありません。
 サーバーに対して Ping と一般的な通信が出来る状態が必要です。



■フローティングライセンスの作成例

以下、SERVER と VENDOR のポート番号を 指定したフローティングライセンスの作成例。

---------------
SERVER hostname 1A2B3C4D5E6F 1200(★:ライセンス認証用の TCP ポート番号。)
VENDOR xvllm port=1300(★)
FEATURE XVLStudio xvllm ** permanent 10 SIGN=0
INCREMENT bXVLStudio xvllm ** permanent 10 BORROW SIGN=0
---------------

★印の 1200 と 1300 は、利用者が任意に指定する番号。
・1200番:ライセンス認証用の TCP ポート番号。
・1300番:アプリケーションとライセンスサーバーとの通信用の TCP ポート番号。